2019年9月13日（金）、酒田市様主催の「スマート農業実践研修会」の第8回を実施しました。
第8回のテーマは、「おいしい米を食べたい！～良い米とは？～」です。

講師は酒田市長政策参与で山形大学農学部教授の藤井弘志先生に加え、
特別ゲストとして新潟食料農業大学から伊藤豊彰教授をお迎えしました。
伊藤先生のご専門は、土壌肥料学及び農業における環境科学です。

はじめに藤井先生から「低コストですすめる美味しい米づくり」として、米の品質・収量低下の要因や良食味米の成立条件、窒素追肥時期、水管理などのポイントについて説明がありました。

次に伊藤先生から、食味官能試験方法や整粒歩合の高い米が美味しい理由、土づくりには堆肥やケイ酸資材施用が食味向上に一役買うことなどについて、大学の講義さながらデータを駆使した内容に時折ユーモアを交えながら講演を行いました。

最後に、人は美味しいものを食べ

ると幸せに感じるというデータを示し、農業は幸せを創る仕事であり誇り高い仕事であること、皆さんは人々に幸せをもたらす幸福配達人です、と受講者の皆さんにエールを送っていました☆

次回の１０月１８日は北海道から特別ゲストをお招きして研修を行います。
～就農して数年で、二十代で数々のグランプリを総なめにした方です～
当日は新米を持って

きていただき、研修終了後に受講者全員でいただく予定です。