「第1回みらい科学農業塾」を開催しました
2019年5月31日(金)に村山市様主催の「第1回みらい科学農業塾」実施しました。講師は、山形大学農学部教授の藤井弘志先生です。
テーマは、「稲作の現状と今後の戦略Ⅰ~稲および稲作の変化を知る~」です。
今回は講義とパネルディスカッションの二部構成で行われ、講義では、稲作を取り巻く環境が大きく変化していること、稲作は四重苦を抱えていること、高温障害についての7つの対策、田畑輪換の長所・短所など説明がありました。
続いて有識者を招いてのパネルディスカッションでは、パネリストに、松浦一宇氏(株式会社農村通信社代表取締役)、相蘇弘道氏(JAあまるめ営農部)をお迎えし、農業に対する思いやこれからの農業者に伝えたいこと、土づくりの重要性、スマート農業をよりよく活用するにはどうしたらよいのかなど、経験に基づいたアドバイスを行いました。
参加者から、肥料や苗について質問があり活発な意見交換となりました。
次回の開催は7/19(金)で「ICT農業を学ぶ」について行います。これまで行ってきたドローンによるセンシングの実証事業とリモートセンシングの現状についてお伝えするとともに、圃場見学も行うこととしています。