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蘭越町ICT活用推進協議会様が来社しました

12/19(木)、北海道から11名のお客様がお見えになりました。

蘭越町はアイヌ語の「ランコ・ウシ」が訛ったもので、「桂の木の多い所」という意味とのこと。
尻別川流域に広がる流域は稲作に適しており「らんこし米」が生産されています。

2010年から「米-1グランプリ」が開催されており、今年10月開催の酒田市研修講師の黒澤大輔さん(クロちゃん農場)は第4回同大会でグランプリを獲得しています。
そして今回のお客様の中にその時の準グランプリの方がいらっしゃいました。不思議なご縁を感じました。

ところで、蘭越町でも高齢化や担い手不足に伴う農家戸数の減少が進んでいて、今後予想される経営面積の拡大や労働力減少に対応するため、ICT農業について説明を聞きたいとのご意向でした。

講師の藤井先生(山形大学農学部)から「ドローンセンシングを用いた水稲の各種診断技術の開発・圃場バラツキマップへの対応」として講義をしていただきました。

その中で、「こと」を成すには「ひと」×「もの」が必要不可欠であるが、現状では「もの」ばかりが突出しているように感じること。大事なことは「ひと」を充実させること。そのためには今一度原点に立ち返り、基本技術を見直し変化に対する観察力や対応力を身につけることが、結局は近道であることについてお伝えしました。

また、ドローン導入については、メリットとデメリットをしっかり把握し、明確な目的をもって購入することが望ましいこと。基本技術と最新のICT農業を組み合わせるのであれば、蘭越町独自の稲作になることなど熱く語りました。

蘭越町の皆さんは笑顔で帰ってゆかれました。ファーム・フロンティアは、一生懸命に頑張っておられる農家さんをこれからも応援していきます。