12月2日 第4回「山形市農業塾」を開催しました
12/2:山形市農業塾を開催しました
最終回となる今回のテーマは、「今年度の総括と次年度に向けて」です。
はじめに、参加者様にご提出いただいた土壌の分析結果をお渡ししました。皆様、興味深そうに隣の方と見比べたり、処方箋にメモ書きをしている方もいらっしゃいました。
次いで、山形市の過去5年間の平均気温と日照時間のデータを示し、今後、気象の変動は大きくなっていくであろうと説明しました。
そこで、水管理や土づくり、中干しなど基本技術の励行が対抗策になりうることをお伝えし、今回お渡しした各圃場の土壌診断結果を参考に、秋のうちに圃場を作って欲しいとお話ししました。
農業塾終了後は「ドローン有資格者交流会」が開催されました。ドローンの所有者や今後ドローンの導入を検討している農家の方が一堂に会し、現在の活用事例を挙げながら次年度の活用法について意見交換を行いました。講師からは、機械の長所や短所や限界、ランニングコストや費用対効果、損益分岐点面積の目安などについて資料を基にアドバイスを行いました。
受講生の皆様は非常に熱心に受講してくださり、片道110キロでも全く苦ではありませんでした。
ありがたいことに来年もお願いしますと言っていただいたので、さらに張り切って、皆様の有益になるような研修をお届けしたいと思います。