Dr.藤井の「学び舎」

イネのおはなし

予告なし！Dr.藤井に突撃し、稲作に関するキーワードが書かれたカードを無作為に選んでもらい、即興で答えていただく動画です。
あなたの知りたい情報、気になっていた事柄について一助となれば幸いです。
※動画へのご質問、お問合せは受け付けておりませんのでご了承願います。

近年地球温暖化の影響で高温年が多くなっています。
今年は近年まれにみる高温年となり、稲作へ大きな影響を与えました。
今回の学び舎では、今年の高温障害の解説と、次年度へ向けた対策についてお話していきます。

※動画へのご質問、お問合せは受け付けておりませんのでご了承願います。

白粒や胴割れ米などの品質低下や収量低下などが起こります。今年を振り返り、米の状態や千粒重（お米1000粒の重さ）などをチェックしてみましょう。

人間は気温が上がってくると熱中症対策をします。予防の一つとして水分補給を行い、発汗を促すことが大切です。「蒸散」を行うことにより、イネの夏バテを軽減させることができます。

イネの蒸散を促すには「根」「水管理」「ケイ酸」がとても重要です。丈夫な根は葉にケイ酸を吸収することができ、スムーズに蒸散を行うことができます。今年のイネに白粒や胴割が出た方は、根や水管理、ケイ酸施用などを検討してみてはいかがでしょうか。