2月10日 青森市にて講演を行いました
全国農業協同組合連合会青森県本部様主催の「土づくりレベルアップ研修会」にて講演をしてまいりました。
演題は「常態化するリスクに打ち勝つ土づくり・米づくりについて」です。青森県内の営農指導員様や普及員様50名にお集まりいただきました。
はじめに「米騒動から考えてみる」として、昭和・平成の米騒動の原因は冷害による米不足でしたが、令和の米騒動はイネの開花受精時、35℃以上の高温における不稔や大型カメムシの吸汁による不稔の発生などの要因があったことを挙げました。
また、気象のリスクとして1991年から2025年までの青森市の日平均気温の月平均値の推移グラフや8月の最低気温と日照時間のデータを示し、ここ数年で気温が上昇傾向にあることをお知らせしました。さらに平均気温の上昇は苗質低下や還元リスク、施肥ロス、栄養生長期間の短縮などが予測されることから、今から対策しておくべきことについて、いくつかお伝えしました。
次いで、気象変動時こそ暦日ではなく葉齢による評価が重要であるとして、葉齢、ステージ、伸長葉数、根伸長、節間伸長など、見るべきタイミングと場所についてお知らせしました。
参加者様は一様にメモを取りながら熱心に聴いてくださり「今年の営農に活かしたい」という声をいただきました。


