6月2日 JA庄内みどり様 営農指導員新人研修①と合同研修(3~5年目研修①を行いました
本研修は営農指導員を対象とし、全6回で開催します。稲作の基礎をしっかり理解し営農指導に役立てることを目的としています。
はじめにイネの一生とイネづくりの年間スケジュールを示し、現時点での作業内容やその役割について解説を行った後、作溝や中干し、水管理などの目的とその効果について写真とともにお知らせしました。
次いで実習においては、各自のポット苗で苗調査と生育調査を行いました。初めはぎこちなかった手つきがだんだんとスムースになっていました。
午後の合同研修では、「常態化するリスクに負けない肥培管理技術」としてつや姫の増収戦略についてお伝えしました。還元対策、適期移植、適切な植え付け、水管理などのポイントについてお知らせしました。
受講生様の感想として「暦日に従うのではなく生育ステージに合わせて作業を行うようにする」「葉齢進展と積算気温について深掘りしていこうと思った」「中干しのしくみや効果について知ることができた」などが寄せられました。
次回は6/17です。「初期生育評価(気象・生育・作業)と今後の対応」と「ドローンセンシング評価」についてお伝えします。