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実績

もっけ田農学校

酒田もっけ田農学校 講義+現地視察を行いました⑧⑨

今回は現地視察のみの予定でしたが天候があやしかったので、急遽、生徒の皆さんに持ってきてもらった朝採りのイネを教材にし、穂ぞろい期以降の葉色の推移や、穂の発達過程と日数及び外部形態との関係、減数分裂時期の判断方法など説明を行いました。あわせて、圃場間・内のバラツキの少ない農法を目指すため、土づくりの状況と課題を示し、解説を行いました。
そして、初期生育を安定させるには、側状施肥や土づくりや稲わら腐熟を行うことが有効である旨お伝えしました。

次いで還元程度の把握として、還元が進んだ水田やイネの状態と、生育旺盛な圃場のイネの状態の写真を比較しました。還元状態の水田は、ガス湧き、葉の褐変、分げつ遅れなどの状態となることを確認しました。また、イネだけでなく根の状態についても比較し、根量や根の色が違うことをお示ししました。

その後、圃場に移動し、現地視察を行いました。皆さんそれぞれの観察ポイントを見つけ、熱心に質問をしていました。

次回は、7/27です。穂孕み期、スマート農業、大豆栽培管理などお伝えします。