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1月11日 食と農のビジネス塾にて講義を行いました

「食と農のビジネス塾」とは、地域定住農業者育成コンソーシアムの農業を志す若手農業者に対し、自立に向け総合的な機能で支援し、地域定住につなげ農業の発展と地域経済の振興を図ることを目的とし、優れた経営感覚と販売ノウハウを養成するための講座で、今年度で8年目となるものです。

今回のテーマは「稲作の栽培管理」です。はじめにR5.7/1~9/20までの気温と日照時間、降水量のグラフを示し、平年値との比較を行いました。そこで、酒田市が温度要因や乾燥要因などから、最も過酷な気象であったことを示しました。

産米の評価では、登熟期の過高温が葉色低下となり基部未熟粒などの品質低下を招いたこと、胴割れ米は降雨や晴天により水分の吸収や放出が急激に生じること、出穂後10日間の最高気温が高いことや、登熟期の葉色が淡いと発生しやすいことをお伝えしました。

次いでスマート農業については、人工衛星とドローンセンシングそれぞれの長所と短所について説明しました。また、スマート農業機械を導入する際は、費用対効果やメリット、デメリットをしっかり把握することをお薦めしました。

受講生様からの感想として「耕作地のカルテを作ってみようと思った」「稲の栽培と気象の関係について理解できた」「農学と行動変容の組み合わせに興味を持った」などが寄せられました。