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実績

もっけ田農学校

10月19日 酒田もっけ田農学校講義を行いました⑯

10/5と10/12は稲刈りのため生徒さんの出席が少なかったのですが、久しぶりにほぼ全員が顔を合わせることができました。

はじめに「収量調査と解析①②」として水稲収量調査について説明を行いました。まず、産米に求められる条件として、収量の安定的確保、高品質、良食味の3点を挙げ、これらがひとつでも欠けると収益性が減少してしまうので、3点セットで成立させることが重要であると具体例を述べながらお伝えしました。
次いで、試験研究における収量調査の流れを写真とともに示し、収量を求めるために必要な用語や項目について解説を行い、実際に計算をしてもらいました。

また、「還元程度の違い」について、ポット苗の「還元なし、還元程度小、中、強」のそれぞれイネの穂のつきかたを比較し、還元ストレスを受けたイネは穂が2段階についていることの解説を行いました。

生徒さんからは「日照時間の大切さがわかった」「今日の講義で学んだ調査法を我が家のデータとして蓄積していきたい」「他の品種の収量調査もやってみたい」などの感想が寄せられました。

次回は10/26です。品質調査実習を中心に行います。