10月22日 酒田もっけ田農学校 第3期開講式が行われました
酒田市農業政策の担い手育成事業「酒田もっけ田農学校」に3期生12名をお迎えしました。開講式では、矢口酒田市長や松本議員からあたたかい激励のお言葉をいただきました。
次いで、受講生代表の菅原亜美さんから「一度で結果が出なくとも諦めず何度も挑戦し、こつこつ積み上げて大きな成果につなげていく」と力強い決意表明が述べられました。
開講式終了後、自己紹介も兼ねてそれぞれの目標や目指す農業などをお話ししたのち、講義を開始しました。はじめに「令和の米騒動から考える」として、高温によってコメ不足が発生する理由や登熟期間の高温、最低気温の上昇、圃場内の生育・収量のばらつき拡大など取り上げ、見極め方やとるべき対策などをお伝えしました。
受講生の皆様はこれから1年半かけ、基礎となる理論を学びながら、圃場での生育調査や実習、現地視察、最新のスマート農業などを学びながら、卒業生や地域との交流を深めていきます。
受講生様から講義の感想としては「気象データについてもっとよく調べてみようと思った」「還元のサインを見逃さないようにしたい」「ケイ酸質資材の活用について考えていきたい」などが寄せられました。
次回は10月29日です。「稲作の基礎①」の続きと「植物栄養の基礎①②」について学習していきます。