11月4日 酒田市土づくり研修会を行いました② 北平田地区
「高温・乾燥に打ち勝つための土づくり 儲かる米づくりへ、チャンスは今 ~情報(スマート農業)を利用した「堆肥」利用戦略~」として、北平田コミュニティセンターを会場として開催されました。
はじめに、平成21年から令和5年までの全国の地域別収量と一等米比率の推移のグラフを示し、一等米比率は近年において北海道と山形が高レベルなこと、今後の米産地は東北の日本海側や長野県、北海道に移行してくる可能性があることをお知らせしました。さらに令和7年の気象条件として、令和7年6月から8月までの平均気温や最高気温、最低気温、日照時間、日較差を示し、それぞれの特徴について解説を行いました。
次いで、高温の影響により生育ステージが変化していることから、活着遅延や栄養生長期間の短縮、最高分げつ期の前進など、イネや圃場からのSOSサインを見落とさないようにしてほしいとお伝えしました。
あわせて高温・乾燥に負けない戦略として、土づくりを基礎とした4つの技術について説明を行い、農業の原点を大事にしてほしいことをお話ししました。
次回は11月5日です。八幡地区で開催します。