12月16日 JA庄内みどり様「第6回新人営農指導員研修」を開催しました
12月16日:JA庄内みどり様 新人営農指導員研修を開催しました。
第6回のテーマは「品質調査・食味調査の基礎」です。
はじめに産米の外観品質調査を行う目的や、評価法には目視や機械による方法があることについて説明を行いました。さらに玄米の検査規格表を示し、表の見方や欠点格付け法について解説を行いました。
次いで高温障害のメカニズムや、高温障害が発生した場合に登熟初期、中期、後期それぞれで起こりうるイネへの影響などについてグラフととともに示しました。
そして、お楽しみ(?)の実習「食味試験」です。事前準備としてサンプル米の選定やサンプルのとう精、炊飯釜の重量測定などの作業があることに加え、当日の準備や試験準備の流れなどをお知らせしいざ実食。受講生様はみな真剣な表情で香りをかいだり、外観の白さや胚芽の残りがないかじっくり観察していました。
次回は12/21です。応用研修を受講している先輩営農指導員様たちと合同で「令和3年の稲作の総括と次年度への対策」について行います。