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実績

研修会

12月19日 JA庄内みどり様【営農指導員新人研修】を行いました⑦

この日のテーマは「食味評価法」「品質調査」「課題解決のための方法論」です。

はじめに米の食味評価を行う目的について、食味評価によって米価に影響を及ぼすこと、新品種を育成する際の評価項目となること、美味しさの要因解析を行うことなどを挙げました。あわせてアミロースとアミロペクチンの構造について説明しました。また、高温登熟条件下の食味向上戦略や、米のタンパク質濃度を抑えるにはどのようにしたらよいかなど、事例とともにお知らせしました。

次いで、完全粒、乳白粒、心白粒、腹白粒、背白粒、基部未熟粒などの未熟粒に加え、被害粒、腹切粒、茶米、着色粒、斑点粒、発育停止籾などその他の未熟粒について写真とともに特徴についてお伝えしました。さらに、酒田市における水稲の作柄と気象の関係として収量、作況指数、一等米比率、7月と8月の平均気温や日照時間などのデータを示し、解説を行いました。

最後に、課題解決の実践例として土づくりをあげ、農家の方のお考えに沿った提案方法についていくつかお知らせしました。

次回開催は1/16です。「生育ステージの復習」「作況データ解析と評価」についてお伝えします。