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研修会

12月6日 土づくり研修会を行いました④(松山地区)

第4回目となる土づくり研修会です。

『単収向上とコスト低減の両立のためのこれからの水田の土づくり~情報(スマート農業)を利用した「堆肥」利用戦略~』と題し、松嶺コミュニティセンターにて開催しました。

はじめに、令和5年の高温を受け、「高温に負けないイネづくり」のための目標として、収量確保、品質低下の抑制として生産性向上、コスト低減であること、そのための戦略として、今年の過酷な気候条件においての収量向上事例として、ケイ酸質資材を施用した圃場や、苗箱まかせ、堆肥を施用した圃場事例をお話ししました。あわせてアグリ革命などの稲わら腐熟酵素資材を施用した圃場では還元リスクが軽減したこと、登熟根をしっかりと確保した圃場は影響が少なかったことから、直下根やうわ根の確保、作溝や適期中干し、適切な水管理などが必須要件であったことをお伝えしました。あわせて今後の気象変動や肥料高騰への対策として、堆肥の有効活用について触れ、堆肥を知ること、たい肥成分を計算することなどが重要であると説明しました。

次いで、牛、豚、鶏など、畜種ごとの特徴について述べ、鶏糞にも採卵用とブロイラーでは成分の含有率に違いがあるので留意するようお話ししました。

次回は12/8です。浜中地区にて開催します。