1月17日 2026新春農活セミナーにて講演を行いました
秋田県大仙市中仙市民会館にて「高温・乾燥に打ち勝つ稲作モデルチェンジ~良品質米生産に向けた土づくり・稲づくり~」と題し、講演をしてまいりました。
はじめに「気象のリスク」として、大曲地域の2001年から2025年までの日平均気温の月平均値の推移のグラフを示しました。そこで、大仙市の平均気温が上昇していること、育苗期間である4月の高温は苗質低下や還元リスクや施肥ロスが生じてしまう可能性があることなど説明し、変化を予測し柔軟に対応することが必須であるとお話ししました。
そのためには原点である苗質の向上や適切な植付深、適期中干しなどにあわせ、ケイ酸質資材の施用など、土壌改善が重要であることをお伝えしました。また「あなたの稲は高温に負けていませんか」と語りかけ、稲や米粒が出しているサインの項目や写真を示し、該当する項目があればいま一度、圃場を確認してほしい旨お話ししました。
次いで、還元リスク軽減戦略や稲わら腐熟促進対策、肥培管理に利用する情報DXなどを挙げ、事例を示しながら解説を行いました。
参加者様は皆一様にうなずいたりメモを取ったりしながら熱心に聞いてくださいました。皆様の営農の参考となれば嬉しい限りです。