【2/16 もっけ田農学校　講義を行いました】

1時限目は「稲作の基礎⑤」です。
稲の調査法について、人間の身体測定に置きかえて考えてみることを提案しました。
例えば、草丈は身長、茎数は体重、葉齢は年齢、葉色は顔色などです。あわせて草丈と茎数の測定方法や、生育ステージの判定法について図や写真を示しながら説明を行いました。

2時限目は、12月と1月の講義で寄せられた質問に関する回答・解説を行いました。
「プール育苗の場合の注意点は何か」や「浸種の水交換の目安はどのくらいか」「耕起で作土層より深く作業を行った場合、その年の作土層は耕起の深さに依存するのか」「phを6.0以上にするには石灰を入れるめやすはどのくらいか」などに対し、図や写真を用い説明を行いました。

受講生様からは「わいている田んぼが見たい」「700㎏/10a以上とれた田んぼを見たい」などの要望が寄せられ、さっそく来年度の視察プログラムに組み込むことにしました。

次回は3/9です。「稲作の基礎⑥」と「環境保全型農業」についてお伝えする予定です。