名古屋市にある産業振興株式会社肥料事業部様よりご依頼をいただき講演をしてまいりました。当日は現地会場と東京の本社とをつなぐハイブリッド開催です。

演題を「土づくりは水田を守る切り札　～情報(スマート農業)と行動変容を利用した土づくり～」とし、はじめに産業振興株式会社様の製品である「農力アップ」について、令和5年の高温、乾燥、日照不足などの気象変動や還元リスク、メタン発生抑制、規模拡大などにもじゅうぶん対応できる製品であることをお話ししました。そしてセールスポイントとして、ケイ酸や鉄・マンガン、リン酸、苦土などを含んでいるマルチサプリメントであることから、収量・品質安定向上や根腐れ防止、還元抑制、光合成能向上などに寄与できることをデータや写真とともにお示ししました。

また、製品をより多くの方に使っていただくためには地域の生産性向上の視点からのコンサルタントが必要であること、現状や課題を冷静にデータで把握すること、農力アップは生産者様にとって収益性向上のツールであるので、その効果について具体的に示すことが重要であるとお伝えしました。

参加者様からは「地上部ばかり見ていて、根については考えていなかった」「稲作が医業に通じるという意味が分かった」などの感想をいただきました。

皆様とは今後も交流を続け、「儲かる農家」づくりのお手伝いをしていきます。