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実績

もっけ田農学校

6月29日 酒田もっけ田農学校 講義を行いました⑦

この日は「生育中期管理~水管理・病害虫~」「水稲生育調査」を行いました。はじめに、過去20年間の酒田市の5月から9月までの月別平均気温の表を示し、7月の気温が高温であった年次の稲の推移について解説を行いました。

実習では「幼穂分化期の推定」として、顕微鏡で幼穂の観察を行いました。幼穂長の測定を行うことにより出穂前日数を推定し、追肥適期に追肥を行うことができます。追肥量は一定時期の生育量(草丈・葉色・茎数)により判定します。受講生の皆様は興味深そうに顕微鏡をのぞき込んでいました。

最後の質問コーナーでは「クログワイが大量発生した。飼料用米なので除草剤を使用しているが何年くらいで減少するのか」に対し、「クログワイの塊茎は乾燥で死滅するため、暗渠などによる乾田化や、耕起によって土中のクログワイの塊茎を表面に出して乾燥させることも有効である」とお伝えしました。

次回は7/13です。穂肥診断、幼穂形成期などについて学びます。