6月30日 JA庄内みどり様「2年目営農指導員研修②」を行いました
この日の講義は「追肥・穂肥診断」「中干し後の水管理」「水稲・稈葉充実度」です。
はじめに施肥について、山形県の稲作指針の施肥基準表を示し、品種ごとの施肥体系に関する重要なポイントをいくつかお伝えしました。あわせて追肥時期とその効果についてお示ししました。また、水管理については中干しが倒伏軽減の中心的技術となっていることや、中干しを実施することにより生育中期の窒素の供給が制限され、倒伏の軽減につながることをお話ししました。
さらに、翌週から穂肥診断が始まると聞き、藤井から「皆さんは圃場のお医者さんです。農家の方のおっしゃりたいことをきちんとくみ上げてください。“教える”という意識ではなく、“わかりやすい表現で伝えること、営農指導員は対策を一緒に考えていくパートナー”という思いがあれば、農家の方も喜んでくださると思います」とお話ししました。
次回は8/9です。「水管理」「収穫期判定」についてお伝えします。