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実績

研修会

7月15日 福島県農業総合センター農業短期大学校様に研修を行いました

このたび、福島県農業総合センター農業短期大学校水田経営学科2年生の7名様をお迎えしました。

生徒さんの多くは、近年の高温下での水稲や畑作物の収量・品質を確保する対応策について興味や関心を持っている方や、農業者をサポートする仕事に興味を持っている方が複数名いらっしゃるとのことです。
また、今回引率された三本菅先生は山形大学農学部の卒業生であり、嬉しい再会となりました。

研修では、会津若松市の日平均気温の推移のグラフを示し、特に2022年からの気温が上昇していることを挙げ、高温が常態化していることにより苗質低下や還元リスク、施肥ロス、出穂期の早期化、高温障害などが起こっていることをお話ししました。

そこで今後は高温に対応できるイネづくりが必須となることから、4つの視点として「高温耐性別の戦略」「気象条件別戦略」「技術の評価と改善」「土壌条件の評価と改善」を示し、具体例を示すとともに解説を行いました。
またスマート農業については、あくまで道具の進歩であり、利用する生産者の視点が重要であること、スマート農業導入の際には目的や費用対効果などをしっかり判断して欲しいとお伝えしました。

最後に「これからは皆さんが新しい農業を作っていってください。失敗を恐れず、チャレンジを続けてください。応援しています」とエールを送りました。