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実績

もっけ田農学校

7月27日 酒田もっけ田農学校講義を行いました ⑩

はじめに「出穂期とは」として、出穂期から穂揃い期について説明しました。あわせて、穂孕み期とは、出穂前10日前後の時期で、外見的には茎が穂を孕んだ(止葉の葉鞘が穂を包んでいて少し膨らんで見える)状態であること、この時期に籾がらの大きさが決まることなどを写真とともにお示ししました。

次いで倒伏について、倒伏は登熟の阻害による収量、品質、食味低下の原因となるだけではなく、収穫や乾燥調製作業の能率を低下させる原因になること、発生原因としては稈長伸長や根量不足、稈基部の充実度不足などがあることを挙げました。対策としては、ケイ酸施用や適切な水管理、還元抑制などが有効であることをお伝えしました。

受講生様からの質問として、「雑草対策に失敗した場合の対処法を知りたい」「ひとめぼれの穂肥判断について教えて欲しい」などがあり、急遽関係資料を追加してミニ補習を行いました。

次回は8/8です。現地視察を行います。外気温は高いですが、意外と圃場は涼しいのです。