8月27日 小国町 農産物生産振興協議会様 稲作現地研修会を行いました
このたび「スマート農業」をテーマとした研修のご要望をいただき、リモートセンシング技術やリモートセンシング技術の現状についてお話をさせていただきました。
はじめに「常態化するリスクに負けない戦略」として、昨今、高温によるやせ米や収量低下、土づくりの停滞、基本技術の省略などが多く見受けられるようになったことをお話しし、今一度基本の「土半作・苗半作」に立ち返っていただきたい旨お話ししました。
次いで「センシングを利用した肥培管理」については、スマート農業の本質と戦略として、ハード・ソフトの両面について説明を行いました。あわせてドローンセンシングによる改善効果や人工衛星の活用戦略についてお伝えし、スマート農業技術を使うのは農家の方であることから「ひとが主役のスマート農業」であることを意識して欲しい旨お話ししました。
後日、小国町のご担当者様から「帰りの車中でいろいろと前向きな会話が多数あり、大変有意義な研修でした。小国町バージョンの営農についてご提案いただき、将来に向けて希望が出てきました」と言っていただきました。
今回の研修をご縁として、来年、イネのある時に小国町にお伺いすることをお伝えしました。今後も継続して、小国町様とは交流を続けていきます。