8月5日 JA庄内みどり様 営農指導員研修を行いました④
今回のテーマは「生育後期の評価と今後の対応」です。
高温や集中豪雨など、昨今の気象変動が著しいことから、これまでと同じ作業では収量や品質を確保することが難しくなってきていることを述べ、今後のリスクや変化要因に対応した、土づくりや肥培管理など稲作モデルチェンジ事例についてお知らせしました。
また令和5年の高温条件から、収益性向上のための品種別戦略についてお伝えするとともに収量構成から見た収量形成について解説を行い、出穂時の1穂籾数の適正化を図ること、登熟向上が重要であるとお話ししました。
受講生様からの感想として「気象変動が大きくなっていることからこれまでの作期を見直していこうと思った」「イネの体力や高温耐性などを鑑みた作付けをお知らせできるようにしたい」「根の活力低下を防ぐ水管理や施肥など営農に活用していきたい」などが寄せられました。
次回は12月5日です。「生育後期の評価と今後の対応」「問診票の記載法」についてお伝えしていきます。