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JA秋田しんせい様:土壌還元調査を行いました

3/9(月)10(火)秋田しんせい様管内において、水田圃場での土壌還元調査を行いました。

JA秋田しんせい管内の平坦から山間まで広い範囲での圃場調査でしたが、同行してくださった職員お二人のスムーズな案内により、全15筆の調査を終えることができました。

はじめに、現地圃場では土壌の還元程度を調査しました。
土壌の還元程度とは、掘り起こした土塊の断面にジピリジル溶液を噴霧して、断面が赤色に変化するかどうかで調査します。
赤色が鮮やかにでるほど還元が強いと考えられますが、「地表から何cmで赤色に変化したか」「土の硬さ」「土質」「停滞水」など、ほかの性質も合わせて還元程度を判断するとお伝えしました。

還元の部分は赤色に染まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、圃場への移動中は弊社の行っている土壌分析についての説明や、ドローンによるセンシング技術の導入状況について情報交換をさせていただきました。還元程度調査と並行して土壌の採取を行い、弊社で分析した結果から対策を考える事をお話ししました。

藤井先生は「水田の土づくりには、土壌調査と分析の情報などから適切な対策の導入が必要。その意味でも、現場の土壌調査は重要な手段なので、今後とも大事にしていきたい。」と話してました。
還元程度の調査は終わりましたが、ここから土壌の分析データと併せて対応策を考え、生産者の方に実践して頂くことが重要だと考えております。