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実績

研修会

11月22日 JA庄内みどり様「営農指導員新人研修」を行いました

この日の講義は「食味」「食味調査法」「品質調査」の基礎と実習です。

はじめに美味しい米の条件として挙げられる「タンパク質含有率が低いこと」について、条件はそれだけではなく、異常気象や土づくりの有無も大きく影響してくることをお話ししました。対策としてはケイ酸質資材施用がイネの夏バテ緩和の一翼を担うこと、堆肥施用により土壌の窒素肥沃度が向上し、登熟期間の稲体の活性を維持し高温へのストレス抵抗性を高めることなどについて説明を行いました。
次いで品質調査実習として、着色粒、死米、被害粒、未熟粒を仕分け、穀粒判別判定機による品質調査を行いました。その後、調査結果の解説や各品質項目別の説明を行い、品質に及ぼす要因や栽培対応について解説を行いました。

受講生様の感想として、「土づくりをしてきた圃場とやっていない圃場で、こんなに土壌成分に違いが出ると思わなかった」「耕種概要を活用し、不足している部分について提案してみたい」「ほ場データの分析をもっと活用したい」などが寄せられました。

次回は12/19です。「スマート農業」「令和4年度稲作の評価」「次年度への対策」について座学と実習を行います。