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11月24日 酒田本楯新ブランド米研究会Sanzyu勉強会を開催しました

今回のテーマは「令和4年度稲作の総括と次年度の対策」です。

はじめに令和4年8月と9月の気象と作柄の関係について、令和4年と過去7年間の作況指数、高温、低温、日照不足、強風、フェーンなどのデータとともに比較を行いました。そこで、作況が低い年次は高温・低温・日照不足・強風・フェーンなどのうち、4つ以上該当していることが分かりました。

また、日照不足が長期間続いた場合の作況は低い傾向にあること、つや姫については8月中旬頃の低温に遭遇すると収量が低下傾向になることなど解説を行いました。

あわせて収量や品質低下に対する製鋼スラグの効果について、還元が強い圃場と還元なしの圃場のイネの根の写真を示し、異常還元の抑制や根の生育促進が期待できることをお話ししました。

最後に、今年の稲作の課題や気づいた点や来年度の新たな試みについて情報交換を行い、新たな目標に向けてそれぞれ動き出したようです。皆さんが前向きで研究熱心なので、嬉しくなった藤井はいつものごとく右や左に移動しながら講義を行ったのでした。