本日の講義は「スマート農業」と「良食味栽培」です。

初めにスマート農業について、導入コスト以外の費用について精査すること、費用対効果をよく検討すること、導入のメリットだけでなく、デメリットについても把握しておくことなどをお伝えしました。あわせてドローンや人工衛星で得られたデータを評価し、課題解決へと導くことができる人材育成が重要であると述べました。

次に良食味栽培のポイントとして、食味形成や米の貯蔵タンパク質、食味に関する形態について解説を行いました、次いでケイ酸の効果として、根の給水能力が高まることや下位葉の老化防止、光合成速度向上、デンプン蓄積増加などがあることをお伝えしました。

受講生様の感想として、「スマート農業の効果的な普及方法を考えたい」「直播診断システムがあることを初めて知った。活用してみたい」「つや姫の収量確保に向けての対策について実行に移せそうなものがあったので、生産者様にお薦めしたい」などが寄せられました。

2年目研修は今回で終了です。年明けの1/17には営農指導員さんが一堂に会する合同研修が開催されます。私たちは、生産者様の支えとなる皆さんをこれからも応援していきます。