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実績

もっけ田農学校

8月10日 酒田もっけ田農学校講義を行いました⑫

この日の講義は「出穂期」「生育後期管理」です。

はじめに、収量構成要素は1㎡当たり穂数×1穂籾数×登熟歩合×精玄米千粒重で算出することができ、1㎡当たり穂数と1穂籾数は前半で決まること、登熟歩合×精玄米千粒重は後半で決まることを説明しました。

次いで穂の発達と開花について、穂の分化は出穂32日頃から始まり、この時期から出穂までの間を幼穂と呼ぶこと、次に一次枝梗、二次枝梗が分化していくこと、幼穂長が2㎜程度になり肉眼で認められる出穂前25日頃に穎花は分化を始め、雄しべや雌しべが作られること、出穂するとまもなく開花して受粉、受精が起こり、米粒が形成されること、幼穂の分化が始まってから出穂まで約1か月かかることなどをお話ししました。

実習では、1次枝梗籾と2次枝梗籾それぞれの籾の数を数えました。これで分かることは㎡あたり籾数と2次枝梗籾数の割合です。あわせて籾がらの大きさの測定を行いました。皆様は初めて使うデジタルノギスを器用に使いこなしていました。

次は8/24です。「収量、品質、食味、ダイズ栽培管理、生育調査」などを行います。